FinTechってなんぞや?という人向けにわかりやすく説明するよ!
ここ数年、FinTech(フィンテック)という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。毎日のように新聞、TVニュース、インターネット記事でもFinTechに関する記事が発信されています。
Fintech関連のニュースを聞いたとき、実はFinTechって何かわかっていないという人も多いと思います。今さら、恥ずかしくて聞けないしという方も多いと思います。少し前までの僕がそうでした。
この記事では、できるだけ簡単にFinTechとは何かを解説します。本当に入門的なところしか説明しないので、概要を掴めればオーケーです。
・FinTechってニュースで見るけど正直何かわかっていない人
・会社の説明とかで耳にするけど、わかったふりをしている人
・子どもにFinTechって何?と聞かれて答えられなかったお父さんお母さん
Fintechとはなにか?
フィンテック(FinTech)は、金融を示すファイナンス(Finance)とテクノロジーを示す(Technology)からなる造語で、IT技術を駆使した金融サービスです。
具体的にはフィンテックのサービスは、「決済」「送金」「融資」「財務管理」「資産運用」「家計」「仮想通貨」の7つのカテゴリに分けられます。
Fintechが急速に発展した理由
端末の爆発的な普及、高い携帯性と通信技術の向上によって人々は様々なサービスをスマートフォンから受けられるようになりました。
小さいころからデジタルが身近なミレニアム世代の人々の人口の割合が増えてきているということも言えますね。
Fintechで把握しておくべき7つのキーワード
Fintechを学ぶうえで、外せないキーワードを紹介します。
技術名 | 内容 |
モバイル | スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末技術 |
クラウド | ソフトウェアを端末にインストールしなくてもネットワークを介してサービスを利用できる技術 |
API技術 | 既存のシステムのデータに他の事業者がアクセスして活用できるようにする技術 |
ビックデータ | 膨大な情報の中から必要なデータを収集・分析・解析する技術 |
AI | 判断や決定など人間の知能をコンピューターで実現させるための技術 |
セキュリティー | 攻撃者からの不正を防ぐための技術であり、ありとあらゆるサービスに必要な技術 |
ユーザエクスペリエンス | 日本語で言うと「ユーザ体験」を意味する技術。ユーザーが思わず使いたくなるような体験を提供する技術 |
Fintechの未来は?
これからFinTechはどのように進化していくのだろう?
日本は金融インフラがしっかりと整い、お金 ”円” に対する国民の信用が非常に高いです。また他国に比べてカード決済がそれほど普及していないので、日本ではフィンテックの恩恵を実感するのはまだ難しいという状況です。
ただそうもいっていられません。
「決済」「送金」「融資」「財務管理」「資産運用」など多彩なカテゴリを持つフィンテックが、社会に起こせる影響は大きいです。ユーザーのニーズも従来のサービスにない、新たな体験を求めるようになっています。
近い将来、IT企業が提供するボーダレスなサービスの1機能として金融サービスが組み込まれ、既存の金融機関はそのシステムを管理する裏手に回るといった関係性に変わると予想されています。
僕たち一般消費者は、新たなサービス・イノベーションを否定することをせず、積極的に活用することが求められます。
Fintechの基礎知識のまとめ
最後にこの記事の内容をまとめるよ。
①フィンテック(FinTech)とは、金融を示すファイナンス(Finance)とテクノロジーを示す(Technology)からなる造語で、IT技術を駆使した金融サービス
②フィンテックのサービスは「決済」「送金」「融資」「財務管理」「資産運用」「家計」「仮想通貨」の7つのカテゴリに分けられます。
③フィンテックが急速に発展した理由はスマートフォンの普及と、ミレニアム世代の増加
④抑えておくキーワードは「モバイル」「クラウド」「API」「ビックデータ」「AI」「セキュリティ」「UX」の7つ
⑤新たなサービスを否定せず、イノベーションを積極的に活用しよう
▼FinTechに興味を持った人におすすめしたい本(今回の記事の参考文献)
▼FinTechアレルギーを解消できる良書
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