「箱根の芦ノ湖をランニングで一周してみたい」と思ったことはありませんか？
今年の夏に芦ノ湖の周囲20kmをランニングで走ってきたので、体験談をレポします。
この記事では、これから芦ノ湖一周をしてみようという方に向けて、コース・距離・装備品もご紹介します。また僕自信も初めての挑戦で「コンビニが意外とない！」など困ったことが多かったので、注意点なんかもお伝えできればと思います。
この記事を読み終えて、今度の週末に芦ノ湖一周ランニングに挑戦してみようと思っていただけると嬉しいです！ぜひ参考にしてみてください！
箱根・芦ノ湖ってどんな湖？
箱根の芦ノ湖は自然に囲まれたリゾート地として発展しています。箱根関所跡、箱根神社、九頭龍神社などの歴史探訪ができる街。また、広大な湖越しに見える富士山の景色、遊覧船（海賊船！）やロープウェイなど自然を満喫できるエリアでもあります。
都心から近いこともあり、最近では外国人観光客も増えていて、今後大注目のエリアです。
箱根・芦ノ湖一周に挑んだ「装備品」の紹介
では実際、芦ノ湖一周に挑んだ時の「必須装備品」を紹介します。初心者で無事に完走したいという人は行き当たりばったりではなく、しっかりと準備していってくださいね。
芦ノ湖一周チャレンジの走者の情報
僕：フルマラソンを制限時間ギリギリで3回クリアしたことがある社会人。普段は運動をさぼっている。
妻：最高走距離10kmのビギナー。今回の芦ノ湖一周は結構チャレンジ。ランニングシューズ ナイキ エアズームペガサス
まず必須で準備したいのはランニングシューズ。僕と嫁はナイキのエアズームペガサスを愛用しています。デザインがかわいくて、靴底がわりと分厚めで反発するので疲れにくいんですよね。最新型にこだわらなければ、かなり価格が安いのもおすすめポイントです。
スポーツタイツ CW-X
次にアウトドア（登山・ランニング）する人には必ず超絶おすすめしたいのが、ワコールのスポーツタイツ「CW-X」です。他のスポーツタイツをいくつか試しましたが、結局CW-Xに落ち着きました。何より、膝・腰への負担が段違いに軽くなります。長距離走ったことがなくて不安だよ。という方にはぜひ用意していってほしいです。値段は高めですが、長く色々な場面で使えるので、もとは必ずとれると思います。
ランニングポーチ THE NORTH FACE
長距離ランニングには、お財布や非常食、家や車のカギを持って走りたいと思います。その時にランニングポーチがあると、取り出しやすく便利です。僕も最初はポケットに入れていたのですが、小銭がじゃらじゃらするのが気になったんですよね。腰にフィットするので、つけると違和感なく走ることができますよ。僕はノースフェイスのを使っていますが、Amazonのベストセラーのも安い割には作りはしっかりしているので、おすすめです。
アウトドアウォッチ GARMIN Fenix５
これは完全に趣味の世界ですが、ランニングや登山を始めると必ず欲しくなるのが、アウトドアウォッチ。僕はその中でもGARMINのFenix５という製品を使っています。デザインがかっこよすぎて、会社にもつけていっています。ランニングの詳細な記録を取れるので、気になる方はチェックしてみてください。
箱根・芦ノ湖一周の距離・コース・所要時間
芦ノ湖一周の基本情報
| 走行距離 |
20キロ |
| 所要時間 |
3時間45分（12キロ：ランニング、10キロ：ウオーキング）
※休憩含む |
| コース |
【時計回り】桃源台駅前の駐車場→九頭竜神社→箱根神社→元箱根→箱根関所→箱根駅伝ミュージアム→芦ノ湖西岸遊歩道→深良水門→湖尻水門→桃源台 |
芦ノ湖一周の走行距離は約20キロです。ハーフマラソンよりは短いものの、西岸遊歩道が非常に狭く走りずらいのと、東側もアップダウンがあるので、ただの20キロと思ってなめてかかると意外とつらいです。
また、所要時間は2時間～5時間程度はかかると思うので、事前にどの位置でお昼ご飯を食べるかを決めておくとよいですね。僕たちは朝9時から走って、走りきってからお昼にしました。夜は西岸は街灯もなく、真っ暗になるので絶対に走らないでくださいね。日が落ちるまでにゴールするようプランをたてましょう。
箱根・芦ノ湖一周を実際に走ってきたレポート
taco
走ったコース
【時計回り】桃源台駅前の駐車場→九頭竜神社→箱根神社→元箱根→箱根関所→箱根駅伝ミュージアム→芦ノ湖西岸遊歩道→深良水門→湖尻水門→桃源台
天気はあいにくの曇りでしたが、朝9時には桃源台駅前の駐車場に到着。ここは無料なので、結構穴場です。朝早くに来ると意外と空いていることが多いです。
朝9時にスタート！！！気合いを入れて走ります。最初に見えてきたのは湖尻ターミナル。芦ノ湖沿いには海賊船乗り場がいくつかあるので、半分行ったら船で帰るなんて楽しみ方もできるので安心です。
しばらくすると「箱根九頭龍の森 セラピーロード」に入りました。自然があふれる道で走っていて気持ちいい。ただ、いきなり登り坂でした。つらいいいいい。
九頭龍神社も見えてきました。今回は有料で、走り出したばっかりだったのでパス。次回はゆっくりいってみたいな。
箱根は「搭乗型移動支援ロボット（セグウェイ）」の実験走行もしてるみたいです。見てみたかったな。
そして有名な「小田急山のホテル」。3連休だったので、賑わっていそうでした。
「箱根神社」に到着！有名な赤い鳥居です。本当に外国人の観光客が増えたなあと感じます。
「元箱根」エリアに到着！ちょうど海賊船がやってきました！！
「神奈川県立恩賜箱根公園」には素敵な色の鳥がいました。なんて種類なんだろう。
そうこうしているうちに「箱根関所」に到着。ここまで7キロくらいだったかな。通り抜けるだけなら無料なので安心。
そして「箱根町港」につきました。ここでちょうど半分くらいの行程。箱根町港にも無料の駐車場があるので、ここを拠点にするのもよいと思います。箱根駅伝ミュージアムを横目にさらに進みます。
そして箱根芦ノ湖一周の一番の難関「芦ノ湖西岸歩道」の入り口にきました。歩行者以外は通行禁止です。ちなみにここから11キロ、コンビニはおろか、自動販売機や雨宿りする場所もありません。ひたすらに山道が続きます。体力に不安がある場合は無理せず折り返すことをおすすめします。
下のような看板がたまに出てくる意外に人工物はありません。ひたすらに人が一人ギリギリ通れる獣道が続きます。
途中で砂浜に降りることができる場所も。釣りをしている人がいましたが、どうやってここまで来たんだろう。少なくとも山道を5キロは歩かないとつかない位置にあります。
さすがにこの獣道、途中で飽きてきました。頑張って走ります。
走ることおよそ1時間。なんとか獣道を抜けて「深良水門」につきました。歴史ある水門で当時山奥に住んでいた村の人にとっては、重要な水門だったようです。
「湖尻水門」を抜けて、「芦ノ湖キャンプ村」に到着！あと2キロ！！！！
桃源台駅を越えて、駐車場に帰ってきました！！ゴール！！！！
ぴったり20キロの行程。お疲れ様でした。
3時間41分でフィニッシュ！！！写真を撮りまくったり、西側はほぼ歩いていたにしては、結構はやく着いたのではないでしょうか？ものすごい達成感！！！！
そのまま仙石原でお蕎麦を食べて、温泉に向かいました。なんて充実したお休みだったか。。。
【箱根・仙石原】十割蕎麦が食べたくて「座りや」でランチ。再訪確定のおいしさです。
taco 箱根で十割そばなら「座りや」！ 今回紹介するお店は、箱根・仙石原にあるお蕎麦やさん「座りや」です。 「座りや」さんのおすすめポイント！ ①新潟県栃尾の出身の店主が作る本格十割そば ②有機肥料の野菜、越後もち豚や栃尾の油揚げなどの郷...
今週末に芦ノ湖一周にいってみよう！
taco
しんどかったけど、達成感がすごすぎて、すでにもう一回いきたいぞ！
急な思いつきで挑戦した割には、かなり辛くて心が折れかけましたが、それを上回る達成感を味わえます。芦ノ湖の周りは自然に溢れている＆歴史ある観光地がたくさんあるので、走っていて非常に楽しかったです！東側はコンビニや飲食店がたくさんあるので、慣れてない人は半周もありかも。今度の週末にぜひ、「芦ノ湖一周」チャレンジしてみてください。
コメント