【書評】「ウォーキングの科学」を読んで実践!「インターバル速歩」のやり方と効果を解説する

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この記事で紹介する「ウォーキングの科学」は「Amazon Audible」という本が聴けるアプリで聴くことができます。30日間無料体験ができる上、人気作品も1冊無料で読めるので、試したことがない人はぜひデビューしてみてください。

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taco
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テレワークや外出自粛が続いて、運動不足に悩んでいませんか?

運動不足を解消しようと、朝、夜に散歩をしている人を多く見かけるようになりました。私たち夫婦も少しでも身体を動かそうと、毎日1万歩のウォーキングが習慣になったんです。

ウォーキングを習慣化したし、次はウォーキングの質を高めようと思って手に取ったのがこの本です。

読んで衝撃!!1日1万歩は意味がない!と冒頭で言い切られてしまいました。これはいったいどういうことだと。どうやらウォーキングを進化させた「インターバル速歩」なるものが体力向上によいとのこと。

科学的根拠に基づいて解説されているので、「インターバル速歩」の効果にすっかり納得した私たち夫婦。早速お試し中。

この記事では「ウォーキングの科学」の書評と読んで実践したことを紹介します。

記事を読み終えて、本著を読んで、ウォーキングの質が上がった!と思う人が少しでも増えると嬉しいです。

「ウォーキングの科学」をおすすめしたい人
①運動不足を解消して、ウォーキングという新しい習慣を取り入れたい人
②隙間時間で「体力向上」の運動をしたい人
③「インターバル速歩」について知りたい人

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「ウォーキングの科学」について

本の内容を簡単に紹介

本書は「ウォーキング」について科学的に解説した指南書です。

科学的にウォーキングを「どれくらいの速度で」「どれくらいの頻度で」「どれくらいの時間行えば」「どんな効果が得られるのか」を徹底的に研究し明確にしてあります。根拠として、20年にわたり6000人以上のデータを取った結果がわかりやすく示されているので、なぜどのように体にいいのか、納得できる内容です。

その中て確立した、効果的で継続しやすい方法「インターバル速歩」のやり方がされています。ややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを一定間隔で繰り返すだけのシンプルな方法です。

著者略歴

taco
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著者は信州大学医学部特任教授の能勢博さん。

インターバル速歩の第一人者。

信州大学医学部特任教授。北アルプス医療センターあづみ病院非常勤医師、山梨県富士山科学研究所特別客員研究員を兼務。医学博士。1952年生まれ。1979年京都府立医科大学医学部医学科卒業。米国イェール大学、京都府立医科大学などを経て1995年信州大学医学部教授、2003年信州大学大学院医学研究科教授、2018年より現職。信州大学山岳科学総合研究所部門長、常念診療所長などを歴任。NPO法人熟年体育大学リサーチセンターで理事長・副理事長

「ウォーキングの科学」を読んで学んだこと

1万歩をただ歩くだけでは意味がない!!

僕は1日1万歩を歩くことは、体力の向上に繋がると思っていました。本書の松本市の職員100人を対象にした3年間の実験によると、血圧が少し下がる、血液が少しサラサラになるなどの効果が確認できたものの、体力の顕著な向上はみられなかったようです。

結論、1日1万歩を歩くのみでは、運動の強度が低すぎるのです。

「運動形態を問わず」個人の最高酸素消費量の60%の強度を目標とした運動を、30分/日、3-4日/週、3-6ヶ月間行うと、「年齢、性別、初期体力に関係なく」、最高酸素消費量が初期値に比べ10ー20%向上することが本著で説明されています。

インターバル速歩の実践で体力が向上する

本著で提唱されている、「インターバル速歩」を実践することで様々な効果が得られるようです。

具体的には、体力向上が加齢関連疾患を改善する(生活習慣病を改善する/気分障害も改善する/睡眠の質も改善する/認知機能も改善する/関節痛も改善する/骨粗鬆症も改善する)などなど・・・

健康・身体に対してかなりの効果が得られることがわかります。

うん、実践してみたくなってきました。

「インターバル速歩」の具体的なやり方

インターバル速歩のポイント

★インターバル速歩「5つのポイント」
【How】
①3分間の強負荷の速歩(ややきついと感じる程度)と3分間のゆっくり歩きを繰り返す。
②速歩のときは大股で歩き、必ずかかとから着地する。
③視線は25m先を見つめて姿勢良く歩く。
④腕を直角に曲げで前後に振る(大股になりやすい)
【When】
⑤1日5セット(速歩15分間、ゆっくり歩き15分間)以上、週4日以上を目標にする。 週末にまとめて行っても良い。1週間に60分間速歩をすればオーケー。
「インターバル速歩」とは本人がややきついと感じる早歩きとゆっくり歩きを3分間ずつ交互に繰り返すと言うウォーキング方法です。それを1日5セット週4日以上繰り返します。
実際にやってみると、2分30秒すぎに時計をちらちら。3分手前にちょうどよく疲れてきます。そして3分のろのろ歩くと、また3分やってやるか。という気持ちになるので不思議です。この3分間のインターバルはある程度アレンジしてよいらしく、自分に合う時間を見つけて続ける方が大事ですね。
インターバル速歩を続けると、5カ月間で体力が最大20%向上(10歳以上若返った体力が得られる)生活習慣病の症状が20%改善、鬱や関節痛の症状も50%以上改善することが明らかになっているみたいですね。

 

「ウォーキングの科学」を読んで実践すること

週に5回以上、1日30分「インターバル速歩」を実践する

taco
taco

早歩きで3分、ゆっくり歩き3分というインターバル速歩を週5回以上実践します。

今、出勤前に1時間の散歩を毎日実践して、習慣化しているので、「インターバル速歩」を取り入れてみます。毎日1時間の散歩を生活に取り入れてから、見違えるように体型が変わってきてます。身体がぎゅっと絞られてきた感じ。そこにさらに、インターバル速歩を加えることでどうなるか実験してみようと思います。

「インターバル速歩」の後に乳製品をとる

インターバル速歩が終わった直後に乳製品をとるとよいみたいです。

筋力が向上し、体内の慢性炎症を抑制する効果があるとか。動脈硬化は血管に蓄積するコレステロールに起因する炎症反応のせいだとされていますが、これを抑制してくれるそう。

コップ1~2杯の牛乳を飲むことが推奨されていたので、試してみます。

今日からインターバル速歩初めてみませんか?

「ウォーキングの科学」を読んで、インターバル速歩やウォーキングの健康法に非常に興味が湧いてきました。何よりお金も機材もかからず、自分の身体だけで、できるのがいいですよね。

家にいる時間が増えて、運動不足になっている人が多いと思うので、ぜひインターバル速歩を試して、怠けた体に鞭をうちましょう。最後にもう一度、ポイントをおさらい。

★インターバル速歩「5つのポイント」
【How】
①3分間の強負荷の速歩(ややきついと感じる程度)と3分間のゆっくり歩きを繰り返す。
②速歩のときは大股で歩き、必ずかかとから着地する。
③視線は25m先を見つめて姿勢良く歩く。
④腕を直角に曲げで前後に振る(大股になりやすい)
【When】
⑤1日5セット(速歩15分間、ゆっくり歩き15分間)以上、週4日以上を目標にする。 週末にまとめて行っても良い。1週間に60分間速歩をすればオーケー。

この記事で紹介する「ウォーキングの科学」は「Amazon Audible」という本が聴けるアプリで聴くことができます。30日間無料体験ができる上、人気作品も1冊無料で読めるので、試したことがない人はぜひデビューしてみてください。

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