【書評】非常識マラソンメソッド【スタート前に切り餅を食べる?】

ランニング
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非常識だけどベテランランナーには常識???

おすすめ度 4.0 ★★★★

さあやるぞ!と意気込んで練習を始めたものの、タイムが伸び悩んでいたり、マラソンに行き詰っている人におすすめです。常識とされていることが悪で、経験からくる科学的に正しいメソッドを紹介しています。具体的なトレーニングは実践しにくいものもあるが、レース当日の動き方などは非常に参考になりますよ。

非常識マラソンメソッドの要約

「最小のトレーニングで最大限の効果を」という考えのもと、著者の岩本能史さんの経験に基づいたメソッドがちりばめられています。この本の特徴は以下。
特徴① やみくもに走るのは正しくない、効率的に走力を上げる方法がある
特徴② レース前日から当日の準備法、当日のレースマネジメントがわかる
特徴③ 初心者というより、一度マラソンを経験したことがある中級者向き

非常識マラソンメソッドを読んで実践すること

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実際にこの本を読んで、実践したことを紹介するよ!

【当日編】

切り餅を食べる

マラソン当日の朝に切り餅を食べて、エネルギーを蓄えます。当日の朝に計4個食べました。朝起きて朝食と一緒に切り餅を2個。電子レンジでチンをして、柔らかくした切り餅をラップして持参しスタートの1時間前と30分前に1つずつ。1個150カロリーなので、600カロリー。
練習では20kmを超えたあたりで、脚が全体的にだるくなったのですが、当日は30kmを超えても快調。カロリーをためておくのは、完走までに長い時間がかかる初心者に特におすすめです。

「早め」「こまめ」「少なめ」に給水する

本番のフルマラソン会場には、約5キロ~10キロ間隔で給水所があります。大切なのは、給水所をスルーしないこと。脱水症状になってからでは遅いのです。できるだけ早く、細かく給水することが重要です。

道路の端を走らない

地味に役立ったのが「道路の端を走らない」という教え。例えば横浜マラソンでは首都高を走ることができるのですが、非常に道が斜めに傾いています。そういったところで走ると左右のバランスが崩れ、後半の脚が重くなる原因につながります。

【練習編】

2軸でなく1軸で走る

この本を読む前は、どたばたと着地についてはあまり意識していませんでした。ランニングは 1 本のライン上に左右交互に着地する 1 軸走法が正解だそうです。というのも人間の骨格は、歩行から走行へ移行すると自然にそうなるようにできています。1 軸走法では、左右への重心の移動がないためカラダのブレが少なく、無駄なエネルギー消費のない走りができます。ということで、練習から1軸で着地できるように意識して取り組みました。

非常識マラソンメソッドを読んで学んだこと

瘦せたいなら朝ランがいい

社会人にはなかなか難しいかもしれませんが、痩せるのであれば朝ランです。そんな朝時間がねえよ!って思っても、はやく寝て朝起きて走ることで、痩せ&達成感をGETできます。朝運動をすると、 1 日中交感神経の活動レベルが高い状態が続きます。朝ランで交感神経のスイッチをオンにすると、シャワーや朝食の準備、通勤や仕事などで適度にカラダを動かしているだけで、普段よりもより多くの体脂肪が使われるそうです。

足裏の痛みは空腹のサイン

長距離を走ると足の裏が痛くなることがあります。今までは走り方が悪かったり、体重が重いことが理由だと思っていたのですが、どうやら別の原因があるみたいです。その原因は「糖質不足」。糖質が足りなくなると足裏の痛みを感じることがあります。 レース後半の疲れや、足裏の痛みは、エネルギー補給食品などで糖質を補給することで簡単に解消されます。

まとめ

初めてフルマラソンを走ると決めたときに読み込んだ本です。やみくもに練習する前に、本で知識をインプットしておくことは非常に有用です!!

著者略歴

岩本能史(いわもと・のぶみ) 1966年 横浜市生まれ。チーム「club MY ☆ STAR」代表として、数々の市民ランナーを指導。「最小のトレーニングで最大限の効果を」という考えのもと、仕事と両立しながらの「サブ 4」「サブ 3.5」「サブ 3」の達成を次々と実現させている。自身は、ギリシャのスパルタスロンやアメリカのバッドウォーター・ウルトラマラソンなどで活躍する現役フットレーサー。 web MY ☆ STAR http://club-mystar.