2019年の夏休みに7泊9日で南イタリア旅行にいってきました。ざっくり旅程はこちら。
2日目:パリ(シャルルドゴール空港)→ナポリ→ラヴェッロ
3日目:ラヴェッロ
4日目:ラヴェッロ→アマルフィ
5日目:アマルフィ
6日目:アマルフィ→カプリ島
7日目:カプリ島
8日目:カプリ島→ナポリ
9日目:ナポリ→パリ(シャルルドゴール空港)→羽田
カプリ島 「青の洞窟」とは?
青の洞窟(英語名:Grotta Azzurra)はイタリア南部・カプリ島にある海食洞窟です。打ち寄せる波によって断崖絶壁が浸食し、形成されたそう。洞窟の内部は奥行き約54メートル、高さ約15メートルの空間が広がっています。水中に伸びている横穴から光が差し込むため、石灰岩で構成される洞窟内の水が眩しいほど青く見えるといわれています。
洞窟のある入り江から手漕ぎの小船に乗り、洞窟内に進入していきます。天候や波の状態により、進入不可能である場合もあり、何度も挑戦しても入れない場合もあります。せっかくの機会チャレンジするなら、この記事を読んで準備してからいきましょう!
ベストシーズンと「青の洞窟」に入れる確率
青の洞窟へは天候と波、この2つの条件が整わないと入ることができません。入り口の高さはわずか約1mなので、波が高い日には入り口がふさがってしまい、どうやっても入場できません。
ずばり、ベストシーズンは天候が安定し、海も穏やかになる6月~8月です。青の洞窟は4月、5月頃から入場確率が徐々に上がり、ベストシーズンの6月~8月頃だと70%~80%まで高まります。冬場の12月~1月頃は20%程度です。6月に入れる確率は80%ほどと言われますが、それでも絶対に入れるとは限らず、運次第です。自分の運を信じてチャレンジしましょう。
「青の洞窟」に入れるかどうかの確認方法
青の洞窟に入れるかどうかは、当日に観光船の港で確認できます。事前に知りたい場合は、下記のサイトで現時点で入れるか確認することができます。当日の朝9時に情報が更新されるので、注意してみてみてください!
最近ではTwitterやInstagramのハッシュタグで検索したほうが、リアルな情報がでる場合もあるので、「Grotta Azzurra」で検索してみるのもいいかもしれません。
カプリ島 「青の洞窟」行き方
ナポリからカプリ島に行く方法。カプリ島から「青の洞窟」に行く方法を解説します。
カプリ島へのアクセス
カプリ島への船は、ナポリ旧市街から徒歩でもアクセス可能なモロ・ベヴェレッロ港(Molo Beverello)から発着します。ナポリ中央駅から行く場合は、タクシーで約10分(料金目安10~15ユーロ)です。ナポリ空港は市内からかなり近いので、タクシーでも行けます。(料金目安17ユーロ~22ユーロ)
モロ・ベヴェレッロ港(Molo Beverello)までいくと、出発時間が書かれた掲示板があるので時間を確認して、カプリ島のマリーナグランデ港まで行くチケットを購入しましょう。所要時間は高速船であれば45分ほどです。
■船の時刻表の参考
陸路でいく方法(おすすめ!!!)
今回、私たちは陸路で「青の洞窟」に向かいました。船酔いが苦手な人、並ぶのが苦手な人には絶対におすすめです。マリーナグランデ港からバスで島西部のアナカプリへ行き(バスで約20分)、終点のヴィットーリア広場で青の洞窟行きのバスに乗り換えます(バスで約20分)。終点の停留所には青の洞窟の看板がでているのですぐです。階段を下りると途中にお土産屋さんがあり、洞窟に入るための列ができています。船で行くに比べて値段が変わったりもしないので、時間に余裕がある人は陸路行くことをおすすめします。
船でいく方法
マリーナグランデ港より青の洞窟行きのボートツアーが大量にでています。船は青の洞窟までを行き来するタイプのツアーとカプリ島を一周タイプのツアーがあるので、好きなツアーを選びましょう。
青の洞窟行きのモーターボートに乗れば20分ほどで洞窟の入り口へ到着します。友人の話によると、洞窟の入り口についてから1時間船の上で待たされたとか。また、日本人ガイドの人に話を聞くと最大で4時間くらい待ったという話も聞いたので、船のツアーはできれば避けましょう。
カプリ島 「青の洞窟」に行ってきた体験談
絶景すぎて、本当に感動した!
私たちはアマルフィ→ポジターノ→カプリ島と船を乗り継ぎ、カプリ島にやってきました。カプリ島に二泊するゆったりツアー。拠点はアナカプリだったので、時間にも余裕があり、事前に調べておいた通り、待たされにくい陸路で行くことにしました。
9時に「青の洞窟」に入れるかどうかアナウンスがあるのですが、それを待ってからだと人が急増と聞いていたので、8時55分には陸路で乗り場につくようにバスで向かいました。
▼バスを降りたところにある看板
▼階段を下りていくとお土産屋さんがあります。
▼階段の先にはこのような列が並んでいます。青の洞窟の入口は高さ1メートルとないので、小さな手漕ぎの小舟に乗り換えなくてはなりません。
▼9時を過ぎるとボートで向かってきたツアー組が押し寄せてきます。
9時時点で陸路の待ちは5人程度で15分程度で案内されました。ボートツアーと順番に案内されるので、前の人の様子を見ながら待ちましょう。
▼このような感じで小さな船に4人の観光客が乗り込みます。一つの船につき、1人船頭さんがついて案内してくれます。
ちなみに値段は一人14ユーロ。なんと船の上で払います。これもアトラクションの一つなのでしょうね。できるだけぴったり持ってきましょう。お釣りを海の中に落としたなんてことにならないように。。。
さて、お金を払ったら、船に乗り込み、洞窟内に入っていきます。入り口は狭いのでご注意を。頭を下げてとアナウンスされます。入る瞬間を動画で撮っていましたが、ぶれぶれでした。(笑)
洞窟内に入ると息を飲む美しさで声がでませんでした。
青い!青い!想像以上に青い!写真で見るから青いかと思いきや目で見ても青い!
3分から5分ほどかけて洞窟内を回ってくれます。日本人同士だとサービスが多くなって2周プラス歌を歌ってくれました。船頭へのチップは気持ちですので、サービスに応じて払いましょう。5ユーロくらいが相場かなと思います。
洞窟を出るときに、波が高くなって、2分ほど立ち往生してびしょ濡れになりました。水着まではいかないですが、濡れてもよい恰好のほうがいいでしょうね。
カプリ島 「青の洞窟」に行ってみよう!
いかがだったでしょうか?一生に一度は行きたいスポット、カプリ島の「青の洞窟」。新婚旅行や家族旅行で行っても一生の思い出になることは間違いなしです。
ぜひ旅程の一つに組み込んでみてくださいね。南イタリアの情報はほかの記事でも解説しているので旅行先に迷っている方は参考にしてみてください!
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